アトピー体質改善のための生活環境考察ブログ

乳児期、幼児期のアトピーを経て現在第2次成長期にさしかかった娘を持つ主婦のブログです。今親にできることはストレスフリーな生活環境を整えてあげること。アトピーっ子育児を経験してきた情報を織り交ぜながら、心と肌に優しい生活の知恵を考察していきます。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アトピーに処方されるタクロリムス軟膏(プロトピック)

タクロリムス軟膏は免疫抑制剤に分類され、免疫の過剰な反応を抑えて免疫機能を調節する薬です。 ステロイド外用薬と同じように炎症を抑える働きがありますが、炎症を抑える強さはステロイド外用薬でいうところのミディアムからストロングあたりです。 特徴…

ステロイド外用薬の副作用とリバウンドの真実

ステロイドを使うと免疫力が低下する・骨がもろくなる・糖尿病になりやすくなる…と副作用を心配する人が多いと思います。 夫は成人してからアトピーが再発症してステロイドを使用し、その後脱ステを経験しました。娘は乳幼児からひどいアトピーでしたが結局…

ステロイド外用薬の基本の塗り方フィンガーティップユニット(FTU)

アトピー性皮膚炎の標準治療の3本柱のひとつ、ステロイド外用薬ですが、あんがい正しい塗り方をしていない方が多いようです。 といっても、実際に処方されたときに時間をとって塗り方をていねいに教えてもらったという人のほうが少ないような気もします。 さ…

アトピー性皮膚炎、気をつけたい感染症との合併症

アトピー性皮膚炎の肌はもともと乾燥肌で刺激に弱いことが多いです。炎症が起きているときはさらに皮膚のバリア機能が低下して、ウィルスや細菌、真菌が侵入しやすくなっています。 細菌感染などによる、アトピー性皮膚炎以外の皮膚の感染症 水いぼ(伝染性…

アトピー性皮膚炎の標準治療に第1ステップは重症度の判定

アトピー性皮膚炎の標準治療の3本柱のひとつである外用薬による治療において、湿疹の重症度を判定することはとても重要です。 ステロイド外用薬はその強さによってランク分けされています。症状を速やかに抑え、コントロールしていくためには適切な強さの薬…

アトピー性皮膚炎の3つの特徴と医師による診断の目安

アトピー性皮膚炎以外にも皮膚に現れる湿疹はいろいろあります。 特に赤ちゃんや小さな子供は肌が弱いので、ほんの少しの刺激でも皮膚に炎症が起きやすいです。 アトピーかも? と心配になると思いますが、肌を清潔に保ちスキンケアをして様子をみましょう。…

ステロイド外用薬ランクと吸収率を正しく知りましょう

ステロイドは別名副腎皮質ホルモンといい、もともと体の中にあるホルモンの一種です。 炎症を鎮めたり、アレルギー反応や免疫反応を抑える働きがあります。 ステロイドは強さによって5ランクに分けられている Ⅴ群ウィーク(もっとも弱い) プレドニゾロン・…

アトピー性皮膚炎の標準治療はやっぱりステロイド?

以前はアトピー性皮膚炎の診断や治療は、医師の経験や見解によって異なる場合がありました。 しかし今は皮膚科学会によって策定された「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の登場により診断や治療に一定の基準ができています。 皮膚科における標準治療の3本…

アトピーと冷え性の深い関係

アトピー体質を改善するということは、 アトピーの症状が出にくい状態にする ことを目的とします。 アトピーの人は冷え性の人が多いといいますね。冷えを治せばアトピーも治る!なんて言い切る人もいます。 冷え性が治るということは体質も改善されているの…