アトピー体質改善のための生活環境考察ブログ

乳児期、幼児期のアトピーを経て現在第2次成長期にさしかかった娘を持つ主婦のブログです。今親にできることはストレスフリーな生活環境を整えてあげること。アトピーっ子育児を経験してきた情報を織り交ぜながら、心と肌に優しい生活の知恵を考察していきます。

アトピーの子供って案外多いんだな、と感じたこと

我が家のことをお話しすると、夫と私の親戚でアトピーで苦労したという人はいません。
夫は生後2ヶ月頃からアトピー性の湿疹が出て、義母は大変な思いをしたと聞きましたが、彼の兄妹、従姉妹、アトピーの子は一人もいなかったそうです。

夫だけです。

 

そして私のほうの親戚(血族)にもいなかったのです。

 

アトピーは遺伝しないよ
(正確にはアレルギー体質は遺伝します)

と言っても夫はずいぶん長いこと娘のアトピーは自分のせいだと思っていたそうです。


私は高齢出産だったので、娘を産んだ頃にはまわりの友人達は子育ても一段落していました。
幸いにも、彼女達の子供達は大病をすることなくみんな元気に成人しています。
その子たちもアトピーや喘息とは無縁でした。

 

なので、アトピーっ子が増えていると聞いてもピンと来なかったのです。
ところが、娘が幼稚園に行きだしてから気が付いたことがあります。

 

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入園した頃には娘のアトピーもだいぶ良くなっていました。
でも、食物アレルギーもあったので園にはその旨伝えていました。

 

その園は基本的に毎日お弁当だったのですが、行事の時にはお菓子が出たりお茶以外の飲料が出ました。
延長保育時にはおやつも。

そういうときには娘は代替の食べ物を持参させていました。

 

また、プールが通年通して月1回あったのですが(スポーツジムと提携していた)、
その時も皆より早めにあがってシャワーを念入りに浴びさせたり、スキンケアをしたりしていました。

そういうとき、何度か声をかけられました。

 

食アレなの?
アトピーなの?

 

そして意外なことに、「うちもアトピーで薬塗ってるのよ」という人が多かったことです。

 

乳幼児のアトピーはそれこそ保湿剤を丹念に塗ったり、
ステロイドも短期で済ませられるくらいの軽度の子も多いです。

 

「お医者さんにアトピーって言われたけど薬塗ったらすぐ治ったよ」

というママさんもいましたが、

ほんとにアトピーだったの?と思います。

 

ステロイド使わなくても自然に治ったんじゃないかな・・・
まぁ、長く使わなくて済んだことは良かったね、と他人事ながらほっとしました。

 

知り合いのお子さんは3歳になってから脱ステをして、
それは大変な思いを親子でしたと聞きました。
そのお話は別の機会に。

 

とにかく、幼稚園や小学校に行くようになってから
パッと目にはアトピーと分からない子が多いことに気が付きました。
あまりよそ様のお子さんをじろじろ観察しませんしね。

 

娘から聞いたり、夏場になると薄着になって肘や膝を出すことが多くなると
内側に掻き壊したような痕がある子もいます。

 

アトピーとの付き合い方やケアの仕方はそれこそ千差万別です。
その子に合った、その家庭に合った方法を見つけることは大切だと思います。